「ローグ・ワン最終トレーラー公開」分析
- Kawamoto
- 2016年10月14日
- 読了時間: 3分
10月13日に公開された「rogue one a star wars story」の最終トレーラー。最終トレーラーとあって物語の核となるようなものが詰め込まれているが、なかでもX-wingのシーンなどはいままで全く語られることがなく期待以上のものであり「rebels」にでてきたハンマーヘッドがでているところなどはギャレス・エドワース監督やジョン・ノールの手腕に感嘆する。
とくにU-wingが飛んでいるときの倒れたジェダイ像などは「フォースの覚醒」のような目立ちかたもしてなくてかなり好みです。
あとCGでつくられた宇宙船も特撮でっとたような仕上がりになっているのだけでも充分素晴らしいが「エピソード4」が灰色の色調をもちいているのもきちんと考慮されている。(「エピソード5,6」は青。)
かつ、今回のトレーラーにはスターウォーズ史上初となる(フォースの覚醒でも噂があった。)過去のシーンがありいままでのエピソードとは一角を画する重要なポイント。
初めての要素といえばY-wingが爆撃機と言われながら実写では一度も爆撃をおこなっていなかたが、(バトルフロントではある。)予告編のなかで初めて爆撃をしていたのである。
しかし、このトレーラーをみて思うのは「フォースの覚醒」ではX-wingのシーンは宇宙というよりは惑星でたたかっていたのに比べ宇宙戦をみるとやはりこちらに加担したくなる。
「フォースの覚醒」関連でいくと初めのトレーラーからちょくちょく出演してきた羽が四枚のコマンドシャトルのようなものであるが、この予告編でみると正直見間違えるくらい似ている。
「Final trealler」のトレーラーとしての完成度はさておくとして僕としては「フォースの覚醒」を超える映画本当の「スターウォーズ」の映画をギャレス・エドワース監督ならできると信じているので楽しみに待つことにしよう。
ここからはギャレス・エドワース監督についてなのだが彼はキャスリーン・ケネディ(ルーカスフィルム社長)もいうように筋金入りのスターウォーズファンなのである。なんといっても恋人とチュニジアに行きルークが飲んだ場所でミルクを飲むような人である。(この恋人どうなったかしりたいところだがあいにく僕は知らない。)
「フォースの覚醒」では今までスターウォーズの伝統だったものがかなり抜けているのが目立ったたとえば過去作すべてに出ている「1138」の数字(ジョージ・ルーカスの処女作THX-1138かた)などがなくギャレス・エドワース監督なら入れてくれていると思う。
ギャレス・エドワース監督と言えばCGのゴジラを人形のように動かして称賛を浴びた人物である今回の宇宙戦の特撮風の仕上がりは彼の意志がかなり強いと思う。
「フォースの覚醒」の問題の一つあらたなデザイン言語開発できなかったことは「ローグ・ワン」ではむしろ無関係である、が、積極的にU-wingやJedhaをはじめとしたデザインを出していてそういう意味でもたのしみです。
ジョージ・ルーカス監督がいつか他人の創った「スターウォーズ」をほめれる日がきたらいいですね。
May the force be with us.
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