スターウォーズNo.1:「ファントム・メナス」のアナキンはじつは自己中!?
- Kawamoto
- 2016年6月10日
- 読了時間: 2分

「 スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」においてのアナキンは無欲で他人思いなダークサイドとは無関係な存在としてみられることがおおいがこれは間違えである。アナキン・スカイウォーカーは当初から自己中心的な存在として描かれていたのだ。
そもそもエピソード1の副題「ファントム・メナス(見えざるえる脅威)」の脅威はシスの暗黒卿ダース・シディアスことパルパティーンであると言われるがこれには一理あると思うものの一番大切なのはアナキン・スカイウォーカーに潜むダークサイドの存在であるということだ。
アナキン・スカイウォーカーが自己中心的である理由について述べてみよう。
まず、パドメと初めて会ったシーンであるアナキンはパドメにたいして自慢しかしてないのである、その後ずっと・・・ポッドレース、C-3POなど。
それは他の人物に対しても同じでありアナキンが他人に愛情を振りまくシーンはシミ、パドメを除いて存在しない。
それはなぜか、削除されたのである。以下の3つはその例である。
1、アナキンがジラの店で実を買うがお金がなくて自分の分は買わないシーン。
2、アナキンがポッドレースの賞金の一部をジラにあげるシーン。
3、アナキンがキッツスターに銀貨を渡すシーン。(アルティメット大百科をみるにこの設定は残されているとも考えられる)
これらはシナリオには存在して一部は実際に撮影されたシーンであるが、編集段階にはいって削除されたことがうかがえる。
ジョージ・ルーカスは当初アナキンを思いやりのある優しい少年として描いていたが途中でアナキンの性格を変えたのである。
ここで自己中心的な考えがなぜダークサイドにつながるのか説明しよう。万人に対する愛を精神に活動しているジェダイにとって自己中心的な考えというものは一種のよくであってこれらがダークサイドへつながる道であることは必然なのである。
だがどう考えても映画を観返しただけでは理解できる気がしない。それが狙いであったのだ。「ファントム・メナス」とは巧妙に隠されたアナキン・スカイウォーカーのダークサイドのことであったのだ。
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