[Revenant]感想・・・期待外れ 理由:徹底分析
- Kawamoto
- 2016年6月4日
- 読了時間: 2分

マイケル・パンクによる同名の小説を映画化した今作は去年のアカデミー賞最多のバードマンのアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、ドーナル・グリンソンら豪華キャスト陣が集結したものの正直期待外れとしか言いようがない作品であった。
ということで今回は何がこの作品を駄作に導いたかを観ていこう。
まず、脚本の問題である、ふつう脚本というのは完成度の高い作品はどれもシド・フィールドが提唱した三幕構成というものがあてはまっている。しかしこの作品にはプロットポイントがきちんと存在しにくく本では理解しえても映像では今回のようにすべて同じようなシーンで構成されている映画であるとわかりにくくて観ているほうが飽き飽きしてくる。実際ぼくはこの映画は2時間ほどしかないが3時間ほどに感じた。
次に、映像だが確かにILMが担当してアカデミー賞を受賞しただけのこよはあってこの上なく綺麗な映像であるおとは認めつつもこんな映像ばかりみせられたら観客は飽き飽きするという気持ちとさっきの脚本と同じだが映像の区切りがないというのは観てて気持ちのいいものではない。
アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督らしく「バードマン」と同様今回もアイデアは素晴らしい、ただ監督としての彼が裏目にでたと思われる。
追伸
今回これだけ批判したことによりレオナルド・ディカプリオについて書けなかったので書いておく。今回の演技は最高でした。オスカーおめでとう。
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